ポリエステル、キュプラ…その他いろいろありますね。よく聞くけど実は知らないいろんな生地の特徴について調べてみました♪

衣類にはいろいろな生地が使われていますよね。

ポリエステル、キュプラ、綿、麻、ポリウレタン、レーヨンなどなど…。

 

でも、いつも耳にするから知っているようで実は知らない。

そんな生地の特徴をまとめてみました(^^)/

 

 

アクリルの特徴

1.ニットと同じような見た目でふっくらとした風合い
2.保温性が高い
3.水をほぼ吸わない
4.丈夫で長持ちする

アクリルのデメリットは「毛玉ができやすい」「静電気が起きやすい」という点です。

 

 

キュプラの生地の特徴

1.吸湿性・放湿性がある
2.静電気が起きにくい
3.やわらかくしなやかで、ドレープ性がある

キュプラのデメリットとして「摩擦に弱く毛羽立ちやすい」ことがあげられ、水洗いができないことがほとんどです。

 

 

指定外繊維(テンセル)

「指定外繊維」と表記されている理由は「家庭用品品質表示法で定められていない新しい繊維」だからです。

テンセルは、天然の繊維素分子をそのまま生かして作られているので、自然界の中で分解されます。

 

以下のような特徴があります

1. 柔らかな風合いでシルクのようなサラッとした手触り
2. 
ソフトな風合いで光沢感がある
3. 湿潤時でも、強度が低下しない
4. 吸湿性、速乾性が強い

 

デメリット
1. 水洗いで縮むことがある
2. 濡れると少し硬くなる
3. 摩擦によって白化しやすい

 

ポリウレタンの生地の特徴

ポリウレタンは、1940年頃ドイツで開発された、5~10倍の伸縮性を持つゴムのような繊維です。
一般的に「スパンデックス」と呼ばれており、水着やスポーツウエア、靴下、下着などに幅広く用いられています。5~10倍もの伸縮性のある合成繊維です。

1.ゴムのような伸縮性がある。
2.天然ゴムと異なり、染色性がある。
3.温度や湿度の急激な変化にあっても、素材性能は安定している。
4.塩素や光、カビなどにより脆化することがある。

 

ポリエステルの生地の特徴

1.安価
2.耐久性が良い
3.シワになりにくい
4.乾きやすい
5.低温ならアイロンの温度にも耐えられるため、シワができてもアイロンでケアできる
といった点がメリットとしてあげられます。

現在では生産されている衣服の繊維の約半数がポリエステルともいわれているそうです。

 

レーヨンの生地の特徴

レーヨン (rayon) は絹に似せて作った再生繊維です。
絹に似た光沢・手触りが特徴で洋服の裏地などに用いられます。

特徴は

1.肌触りがなめらかである。
2.吸湿、放湿性がよい。
3.光沢があり美しい。
4.熱に強い。
5.静電気を起こしにくい。
6.着用地に擦れると白色化しやすい。
7.濡れると強度が1/3に低下する。
8.水ジミができやすい。
9.洗濯で縮みやすい。

お洗濯はしない方が良いですね。

 

 

毛・ウールの特徴

「ウール」と表示されている場合は、羊毛です。
「毛」と表示されている場合は、羊毛を含むカシミアやアルパカ、アンゴラなどの動物の毛全般を表します。

表示をすることで化学繊維との区別をしているのです。

天然素材で温かいです。

デメリットは保管時に、虫に喰われて小さな穴が!ということが起こるという点でしょう。

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