〜照明の基礎知識編〜
照明て色々あってわからないわ!
大丈夫ですよ、安心してください。
コレを読んだらわかりますよ。
照明に使われる光源(ランプ)は大きくLED、蛍光灯に分けられます。
□ LED (はっこうダイオード、light emitting diode)
消費電力が小さく、寿命は40000時間程度(元の100%から70%の明るさになる時間)と長寿命。さらに、明るさや光の色を変えられるという特徴も。
LEDシーリングライトの光には紫外線や赤外線がほとんど含まれておらず、虫が集まりにくく、さらに手を近付けても熱くありません。(虫が好むのは紫外線)
光源(LED)だけを取り換えるのではなく、器具全体を取り換えることになります。
補足:青色LEDの半導体は、日本人が発明しました。
□ 蛍光灯
消費電力は、LEDより高く、寿命は6000~15000時間。
光源の蛍光灯は、取り替えることができます。
また好みに合わせて色もお選びいただけます。
わかりましたか?
聞いた事はなかったですか?
なんとなくわかったけど・・・。
実際には、どのようなタイプ・用途がわからないわ!
照明器具の上手な選び方
設置場所で選ぶ
設置場所で選ぶ場合は、
明るさ・種類が違いますので
目安にしてもらうと良いです。
□ キッチン
キッチン全体から手元まで明るく照らせるLEDなら虫も寄りにくく、食材も自然な色味に。
LEDキッチンライトがオススメ。
□ リビング
家族が集まるリビングには、長寿命のLEDシーリングがおすすめです。
面倒な管球交換の手間も減らせますよね♪
□ 内玄関・廊下・トイレ
内玄関や廊下、トイレにピッタリのコンパクトタイプ。
長寿命でランプ交換の手間を省く、LED小型シーリングがおすすめです。
□ 浴室
スイッチを入れたらすぐ点灯。
虫が寄りにくいLED小型シーリングがおすすめです。
□ 納戸・多目的
納戸やクローゼットなど、さまざまな場所で手軽にお使いいただけます。
LED多目的灯がオススメです。
□ ポーチ
ひとセンサ付のあかりでLEDなら、さらに省エネ、防犯対策にも役立ちます。
クリップ式センサーライトなら、本体背面のスイッチでコードを抜かずに点灯/消灯ができますので便利ですよ♪
種類で選ぶ (店舗価格の目安付き)
□シーリングライト
天井に付けて、部屋全体を明るくするシーリングライト。
引掛けシーリングが天井に付いていれば、手軽に交換可能。
リモコン付き・なしで金額は変わってきます。 価格990円+税〜
□ペンダントライト
天井から吊下げて周囲を明るくするペンダント。
1灯だけでなく何灯か使用するタイプもあります。紐付きのタイプもあります。
おしゃれなデザイン系やLEDもありますよ♪ 価格1290円+税〜
□シャンデリア
天井からコードやチェーンで吊り下げる、多灯型の照明。
照明の効果に加え、空間に華やかさを演出したいときにおすすめです。
※配線工事などが必要な場合がございます。 価格3990円+税〜
□シーリングファン
シーリングファンで室内の空気を対流させることで、温度のムラがなくなり、冷暖房効率がUP!
高天井の吹き抜け空間などでは特に効果的です。
□その他
ダウンライト・スポットライト・ポーチライトなどがあります。
詳しく種類がわかったわ♪
取り付け方法を教えてください。
できるかな?
天井に下記の配線器具が付いていれば、電源工事なしで簡単に取り付け可能です。詳しく説明しますね。
〜取り付け方法編〜
このような取り付け器具があります。
※メーカーや機種により取り付け方法が異なりますので、詳細はメーカーページをご確認ください。
■シーリングライトの場合
引掛シーリングに付属のアダプタをはめ込み、器具本体を取り付けます。
引掛シーリングに付属のアダプタをカチッと音がするまではめ込む。
本体を押し上げて確実に取り付ける。
※ご注意 下記のような場所には取り付けできません。 必ず平らな天井に取り付けてください。
■ペンダントライトの場合
コード先端の引掛シーリング(凸)を天井の配線器具(凹)にはめ込み、クルッと回すだけです。
※ご注意 下記のような場所には取り付けできません。 火災、感電、落下によるけがのおそれがあります。
電気工事が必要な場合は、必ず工事店、電気店(有資格者)に依頼してください。
詳しく取り付け方がわかりました。自分でもできるかも!?
〜適用畳数〜
家電屋さんなどで適用畳数と
記載があるけど、良くわからないわね!
では、表にしてみましたので、
見てみてください。
■明るさと畳数の関係
照明器具適用畳数は、日本照明工業会が定める適用畳数の表示基準に基づいて表示されます。
LEDシーリングライトの場合は以下の通りです。
なお、光源が発する明るさはルーメン(lm)、光が照らされた一定の場所の明るさはルクス(lx)という数値で表します。
(日本照明器具工業会より)
■「適用畳数」の標準基準
適用畳数は、部屋中央に1灯使用した場合の床面における水平面照度が、75~150ルクス確保できる部屋の広さを畳数で表したものです。
器具のデザインも明るさの効率を左右します。例えば下面開放型の器具は、乳白カバーの器具よりも約10~30%明るめになります。
高齢者の方には、若年者の約1.5倍の明るさが必要です。
ただし、トイレではかえってまぶしく感じやすいため、逆に明るさを抑える必要があります。
ペンダントは吊り下げ高さで明るさが変わります。例えば全高40cmの位置では天井直付状態より約10%明るめになります。
16畳以上の部屋は照度均斉度を考慮し、1器具での畳数表示は設けない。
標準定格光束は、各適用畳数ランクにおいて平均照度が100 lxとなる目安の光束。
高齢者の方には、実際のお部屋の畳数値より1ランク上の畳数表示の器具をおすすめします。
また、お部屋の内装色が濃い場合にも、1ランク上の畳数表示の器具をおすすめします。
(一般社団法人日本照明工業会ガイド121-2011住宅用カタログにおける適用畳数表示基準より)
年齢・明るさの単位や目安が分かりました。
専門用語を詳しく知りたいです!
専門用語をまとめました。
知っておくと、便利ですよ♪
〜照明の豆知識・用語〜
全光束 [lm(ルーメン)]
全光束とは、光源から360度すべての方向に放出する光の量のことをいい、照明器具の明るさをあらわします。
lm(ルーメン)という単位を使用し、数値が大きいほど明るくなります。
器具光束 [lm(ルーメン)]
光源から放たれた光の一部は天井に放射されるなど、全光束すべてが照明として使われるわけではありません。実際の使用時に近い状態で測定した器具光束という数値と、全光束の数値を併記しています(単位はlm)。
なお、定格光束とは、LEDを使った照明器具から放出される初光束(使い始めの頃の光束)のことで、器具光束に相当するものです。
色温度 [K(ケルビン)]
光は、青みがかったものや黄みがかった光があり、それらは光色や色温度を用いて表現されます。
光色・色温度の違いは空間の雰囲気に大きく影響します。一般的には、色温度の高い青白い光は、明るくさわやかで活動的な空間に適し、色温度の低い黄色がかった光は落ち着いたくつろいだ空間に適しています。
演色性(Ra)
照明で物体を照らすときに、自然光が当たったときの色をどの程度再現しているかを示す指標です。
※「Ra100」は、自然光が当たったときと同様の色を再現していることを意味
JIS Z9110:2010 照明基準総則では、作業毎に必要な平均演色評価数(Ra)が規定されています。
Ra値が高いほど、色の見え方が自然光に近いものになります。
エネルギー消費効率(LED照明器具の固有エネルギー消費効率) [lm/w]
消費電力1Wあたり、どれくらいの明るさ(光束:lm)を効率よく引き出せるかを表す数値です。
この数値が大きいほど、エネルギー消費効率のよい、より省エネな照明器具となります。
配光
同じパワーの器具でも配光によって、得られる光は大きく異なります。
拡散配光は全体的に明るくなり均一な光を得られるのに対し、狭角配光はメリハリのある光となり、中心の明るさは高くなります。
いかがでしたでしょうか?
詳しくわかったわ。
今度は、実際に見てみたいわ!
店頭では、実際に照明のテストも
できますのでスタッフまでお問い合わせください。